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[ページ ジオメトリの設定]ダイアログ ボックスのトリミング サイズオフセット、およびスケールボックスで簡単な加算および減算を使用した指定ができます。
このページでは、加算と減算式の構文および有効な入力の例について説明します。
注: ジオメトリ エディタ プラグインでは加算および減算は実行できません。

構文

有効な入力の基本的な構文:

値 [単位] [+ / - 値 [単位]]

角括弧は、任意の入力内容を示します。単位は任意入力です。加算および減算も任意入力です。
[+ / - 値 [単位]] は必要な限り繰り返すことができます。
トリミング サイズボックスおよびオフセットボックスの式では単位を混在させることができます。
スケールボックスでは、% が唯一有効な単位です。
例:
トリミング サイズボックスまたはオフセットボックスでは次のように入力できます。
23.5 + 15
25 pt - 2 pt
243 pt + 1.5 in - 7
スケールボックスでは、次のエントリを作成できます。
23 + 15
25 % - 2 %
25 + 5 % - 4

一般的なルール

トリミング サイズボックスおよびオフセットボックスでは、小数点の後に任意の桁数を入力できます。小数点以下は 3 桁まで四捨五入されます。たとえば、1.2345 と入力すると、1.235 に四捨五入されます。
トリミング サイズは 0.011 pt 以上でなければなりません。
トリミング サイズボックスおよびオフセットボックスの式では、「3 in + 2 cm」のように単位を混在させることができます。単位には、pt、pts、mm、cm、in、inch、または inches を使用できます。pt、pts、mm、cm、in、inch、または inches です。単位を指定しないと、[Workshop 環境設定]ダイアログ ボックスの単位がすべての値に適用されます。
いくつかの単位が指定されているものの、すべての単位が指定されていない場合、システムでは左から右へと読み取ることによって単位が指定されている最初の値を検索します。単位が指定されている次の値を検出するまで、最初の値の単位が、指定されていないその前の値およびその後の値すべてに適用されます。次に単位が指定されている値を検出するまで、単位が指定されていないその後の値すべてにその単位が適用されます。tab キーを押すと、システムが単位を認識します。以下の表の例を参照してください。
スケールボックスでは、% が唯一有効な単位です。
スペースはすべて無視されます。

トリミング サイズおよびオフセット:単位の認識

以下の表は、トリミング サイズボックスおよびオフセットボックスでの有効な入力を示し、異なる単位が入力された場合または単位が指定されていない場合に、システムがどのように認識するのかを示しています。tab キーを押すと、システムが単位を認識します。OKを押すと、[ページ ジオメトリの設定]ダイアログ ボックスが更新され、[Workshop 環境設定]ダイアログ ボックスの単位がすべての値に適用され、入力された変更が反映されます。

トリミング サイズまたはオフセットの入力

tab キーを押した後
(環境設定の単位がインチの場合)

[OK]をクリックして更新した後
(環境設定の単位がインチの場合)

23.5 + 15

Workshop 環境設定で指定されている単位はすべての値に適用されます。例:1.25 in + 2.5 in

38.5 in

25 pt - 2 pt

変更なし

0.319 in

243 pt + 1.575 in

変更なし

3.375 in

23 + 15pt - 20

23pt +15pt - 20pt

0.25 in

23pt + 15 - 20

23pt +15pt - 20pt

0.25 in

23 + 15 - 20pt

23pt +15pt - 20pt

0.25 in

23pt + 15 -10in + 12

23pt + 15pt - 10in + 12in

2.528 in

23 + 15pt -10 + 12.25in

23pt + 15pt - 47.32dl + 31.12cm

12.639 in

23.554343pts

23.554pt

0.327 in

tab キーを押すまたはOKをクリックすると実行される内容

tab キーを押した場合:

  • 構文または結果値が無効である場合、システムによってエラー メッセージが表示されます。トリミング サイズは 0.011 pt より大きいか等しくなければなりません。スケールの値は 0 より大きくなければなりません。
  • トリミング サイズボックスまたはオフセットボックスの値は、小数点以下 3 桁に四捨五入されます。
  • 単位は前述したルールに従って認識されます。単位は標準の形式に変更されます。たとえば、pts は pt、inch または inches は in に変更されます。

OKをクリックした場合:

  • 構文または結果値が無効である場合、システムによってエラー メッセージが表示されます。トリミング サイズは 0.011 pt より大きいか等しくなければなりません。スケールの値は 0 より大きくなければなりません。
  • まだ四捨五入されていない場合、トリミング サイズボックスまたはオフセットボックスの値は、小数点以下 3 桁に四捨五入されます。
  • OKをクリックした後に[ページ ジオメトリの設定]ダイアログ ボックスを更新すると、更新された値が表示され、すべての値に[Workshop 環境設定]の単位が適用されます。

ページ ジオメトリが「混在」の場合の設定

[ジョブ マネージャー]の[ページ]ウィンドウ枠で複数の PDF ページを選択して、そのページに異なるジオメトリ値が設定されている場合、[ページ ジオメトリの設定]ダイアログ ボックスのトリミング サイズオフセット、またはスケールボックスには「混在」と表示されます。
混在するページに対しては、加算および減算の処理は若干異なります。
混在するページに対してジオメトリを設定するには、以下のアクションのいずれかを実行します。

  • 「混在」の上に値を 1 つ入力します。この値がすべてのページに適用されます。
  • 「混在」に加算式または減算式を入力します。選択したページの既存の値に対してその数字が加算または減算されます。

ジオメトリが混在するページ:単位の認識

以下の表は、トリミング サイズボックスおよびオフセットボックスで「混在」のページに対する有効な入力を示しています。また、異なる単位が入力された場合または単位が指定されていない場合に、システムがどのように認識するかを示しています。tab キーを押すと、システムが単位を認識します。
異なる単位が「混在」の近くで指定されていない限り、「混在」の後に単位が入力されていない値には、[Workshop 環境設定]ダイアログ ボックスで指定された単位が適用されます。

トリミング サイズまたはオフセットの入力

tab キーを押した後
(環境設定の単位がインチの場合)

[OK]をクリックして更新した後
(環境設定の単位がインチの場合)

[混在] + 23 +15.5

Workshop 環境設定で指定されている単位はすべての値に適用されます。例:[混在] + 23 in + 15.5 in

[混在]

[混在] + 25 pt - 2 pt

変更なし

[混在]

[混在] - 243 pt + 1.525 in

変更なし

[混在]

[混在] - 23 + 15pt -20

[混在] - 23in + 15pt - 20pt

[混在]

[混在] + 23pt + 15 - 20

[混在] - 23pt +15pt - 20pt

[混在]

[混在] - 23 + 15pt -20 + 12in

[混在] - 23in + 15pt - 20pt + 12in

[混在]

[混在] mm - 23 + 15 + 72 pt

[混在] -23mm + 15mm + 72pt

[混在]

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