Prinergy では、OPI リンクを含む PostScript ファイルおよび PDF ファイルを受け取り、ジョブ マネージャーのジョブメニューから画像検索パスを選択して定義された画像検索パスに従って高解像度の画像を読み込みます。
OPI のパラメータはリファイン プロセス テンプレートのフォントと画像セクションで設定され、OPI はプロセスの一部として処理されます。これにより Prinergy は、あらゆるデバイスに出力できる、完全でオプティマイズされた、フル解像度のデジタル マスタを作成します。
ご使用の OPI を引き続き使用することもできます。この場合、入力ファイルを Prinergy ジョブに追加する前に OPI を行い、リファイン プロセス テンプレートのフォントと画像セクションで Prinergy の OPI オプションを設定します。
TIFF 画像の場合、OPI でクリッピング パス、スポット カラー 、ソフト マスク、およびドロップ シャドウを使用できます。
サポートされる画像形式
以下の表は、OPI がサポートするおよびサポートしないファイル形式の一覧です。
サポートされる | サポートされていない |
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EPS(RGB、グレースケール、ビットマップ、CMYK、LAB、モノトーン、Photoshop ダブルトーン)、Scitex APR | JIFF(JPEG TIFF) |
CMYK TIFF、CMYK DCS、CMYK + スポット DCS にリンクされる Scitex .e、および単一の高解像度ファイルにリンクされる複数の Scitex .e | スポット TIFF にリンクされる Scitex .e |
TIFF(RGB、グレースケール、ビットマップ、CMYK、LAB、LZW 圧縮、JPEG 圧縮) | TIFF/IT |
Scitex CT(CMYK、グレースケール) | CT(RGB) |
JPEG エンコードされた EPS(コンポジット PostScript) | JPEG エンコードされた DCS(分版された PostScript) |
JPEG | JPEG 2000 |
PDF(InDesignのようなソフトウェアを使用すれば、OPI と置換する配置した PDF を除外できます。 これは Prinergy OPI でサポートされています。) |
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*コンポジット ワークフローの Photoshop DCS 1.0。 サポートされる形式:8-bit バイナリおよび ASCII Hex データ形式、1-bit コピードット | コンポジット ワークフローの 1-bit 画像およびその他のタイプの DCS 1.0 ファイル。たとえば、Vector DCS。 |
*コンポジット ワークフローの Photoshop DCS 2.0。 | コンポジット ワークフローの 1-bit 画像およびその他のタイプの DCS 2.0 ファイル。たとえば、Vector DCS。 |
*Renaissance スキャナ、EskoScan、Autologic、PCC、LinoColor、DCSMaker、Fuji、Cezanne、または NewsWay からのコンポジット ページのコピードット DCS。 |
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*Prinergy では OPI を有効にして DCS 1.0 および 2.0 をサポートします。OPI の処理中に DCS 設定を遮断し、DCS 設定をコンポジット EPS ファイルに置換してサポートします。Prinergy では、DCS 設定からのカラー チャンネルを DeviceN 画像にリコンバインして EPS ファイルを作成します。
PostScript 入力ファイルでサポートされている画像参照
Prinergy の OPI では、PostScript 入力ファイルにある以下の画像参照がサポートされます。
- OPI バージョン 1.3
- OPI バージョン 2.0
- Imagemanager Pro(ファイル拡張子は .lay)
- Scitex APR(ファイル拡張子は .e)
- Helios(ファイル拡張子は .lay)
- ColorCentral(ファイル拡張子は .samp)
注: 場合によっては、このソフトウェアでオリジナルの高解像度の画像とは異なるファイル拡張子を持つ、低解像度の画像が作成される可能性があります。 PostScript 入力ファイルに、高解像度の画像と異なるファイル拡張子を持つ低解像度の画像が含まれる場合は、両方のファイルが同じフォルダにある限り、Prinergy で低解像度の画像を高解像度の画像と置換できます。